君一色

和音side*





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「えと・・・一通り周りましたかね」


当番を交代してからは、午後の殆どの時間を高瀬さんたちと過ごした。



メイドが恥かしいのも勿論だけど、
それ以上に大人の男の人二人と行動している自分への周りからの視線が恥ずかしくて仕方がなかったです。



「楽しかったですか?」

「うん、ありがと」

「楽しすぎ!!」


「良かった。ーーーーでも二人とも別にこの高校に就職する訳じゃないんですよね?」


「まぁ、恭弥は違うけど俺は多分ここだよ。」


「そうなんだー」





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