セイクリッド
「黄桜(きおう)だよ。花の神が作った花なんだ。一年中咲き誇る素晴らしい花」

ミコトが楽しげに教えてくれた。




黄色の花が咲きほこるどこまでも上に上に伸びる大木。


一面に広がっていたのは、足元に落ちてた綺麗な花弁の咲く木。



どこまでも続く道の周りに、所狭しと花が咲き誇っていた。


どこからが空なんだろう?って思うほど、綺麗な花が空高く続いていた。



ここは――…本当に天国なのかもしれない。

私は、本当は死んでいるのかもしれない……


そう思ってしまうような、極上の景色だった。





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