愛し愛されて。



「奈々ー!!!」



お姉さんが奈々に抱きついた。



「…お…ね…ちゃん?…あれ…私病院にいる?」


「そうよ。2週間も起きなかったんだからね!」



涙を流しながら
言っている。



「私先生呼んでくるわね。」



「奈々?」



俺が奈々に話かけた。


そしたら…

思いもよらぬ
言葉が返ってきた。



「…だれ…ですか?」



俺は言葉がでなかった。



「え?奈々?どうしたの?優也くんよ!!!」


「優也くん?」



奈々が俺のほうを向いた。

でも分からないらしい。



ガラガラガラ


「久川さん起きましたか。」



先生が入ってきた。



「…先生!奈々が優也くんのこと分からないんです!どういうことですか?!」



お姉さんが言った。



「え?どういうこと?」



何も知らないお母さんが
聞いた。



「ちょっといいですか?みなさん。」



「はい。」



「奈々?お姉ちゃんたち、ちょっと話聞いてくるわね。」


「うん。わかった。」




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