愛し愛されて。


[奈々side]



私はずっと夢を見てた。

男の人に私の名前を
何度も何度も呼ばれた。

顔は分からない。
でも声は懐かしい。


そして

私は目覚めた。


目を開けたら
お姉ちゃんとお母さんがいた。

あまりにも奈々と
うるさかった。


しかし左側にいた男の人…
誰だか分からない。



「…だ…れ…ですか?」



男の人は私を見るなり
驚いていた。



「優也くんのこと覚えてないの?!」



お姉ちゃんが言った。

ゆうや?

私、この人と知り合いだったの?





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