フクロウの声
「ねえ、おばあさま昔話して。」

「昔話して!」
 
兄も寄ってきて膝に手をつく。

「ようし、むかぁし、むかし、
 あれはまだ、おれが人間どもの近くにいた頃の話だ・・・。」
 
老婆は優しく語り始めた。
 
風もないのにどこから舞ったのか、
行李の中に白い羽根がふわりと落ちた。
 
ホウ、ホウ、ホウ。



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