シャイな狼とドジな子羊



ふと思った。



小鳥遊と大地で本当に大丈夫なのか…

もし付き合うようなことになったらどうする。

大地じゃ、走るのがあんま速くないから…

すっげーころんでばっかじゃないのか?



「…って、また俺は何考えてんだ!」



「風真…また」

隣で大地がゲラゲラと笑っていた。



「気になる子、いるなら薄情しろよー」と言い

先に教室に帰ってしまった。



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