いつか見る青
ほどなくして、車は美山家へと到着する。
駅から徒歩だと15分くらいらしいけど、車だとあっという間だな。
門の前に車を停めると、神崎さんは体を捩って後部座席に置いてあった携帯ショップの紙袋を取ってくれた。
そのまま私に渡すのかと思いきや、それを左手に持ったまま、右手でスーツの内ポケットを探り、先ほど手に入れたばかりの自分の携帯を取り出す。
「番号とアドレス交換、今やらせていただいてよろしいですか?」
「え?あ、はい」
「じゃ、すみません。ちょっとお借りします」
神崎さんは紙袋から私の携帯を取り出し、自分の携帯と共に何やら操作を始めた。
それを終えると、自分のはポケットに、私のは紙袋に戻してこちらに差し出して来た。
「お待たせしました。私の番号とアドレス、電話帳に入れておきましたから」
「あ、はい。ありがとうございます」
「社長達の番号も存じ上げてはおりますが、私が勝手に教えるのはいかがなものかと思いますので、それは直接お聞き下さい」
「わかりました」
駅から徒歩だと15分くらいらしいけど、車だとあっという間だな。
門の前に車を停めると、神崎さんは体を捩って後部座席に置いてあった携帯ショップの紙袋を取ってくれた。
そのまま私に渡すのかと思いきや、それを左手に持ったまま、右手でスーツの内ポケットを探り、先ほど手に入れたばかりの自分の携帯を取り出す。
「番号とアドレス交換、今やらせていただいてよろしいですか?」
「え?あ、はい」
「じゃ、すみません。ちょっとお借りします」
神崎さんは紙袋から私の携帯を取り出し、自分の携帯と共に何やら操作を始めた。
それを終えると、自分のはポケットに、私のは紙袋に戻してこちらに差し出して来た。
「お待たせしました。私の番号とアドレス、電話帳に入れておきましたから」
「あ、はい。ありがとうございます」
「社長達の番号も存じ上げてはおりますが、私が勝手に教えるのはいかがなものかと思いますので、それは直接お聞き下さい」
「わかりました」