いつか見る青
そこで一旦言葉を切り、再び紅茶で喉を湿らせてから今日子さんは続けた。
「さらに「女性が妊娠をしたら身内がフォローするのも当たり前のことなんだからその点も後ろめたく思う必要はない」って快く了承してもらえたわ。そして実際、未来は大学在学中に授かったんだけどね」
最初二人を見た時、今日子さんもお若そうなのに大きいお子さんをお持ちだなと思っていたんだけど、そういう事だったのか。
おそらくお父ちゃんが亡くなったあと旦那さんと思いが通じあってお付き合いを始めて、そして学生結婚をして23、4才で未来君を出産したという流れなんだろうな。
「だから、きちんと筋を通してさえいれば、おじ様達だって祝福してくれた筈よ。だけど碧君は順番を間違えてしまっただけじゃなく、その後も最悪の対応をしてしまった。おじ様やおば様に瑠璃さんの妊娠を気付かれて、ろくに話し合いをしないまま、いきなり家出なんかしてしまうんだもの。実の息子の碧君がきちんとケジメをつけなくちゃいけなかったのに」
いつの間にか未来君はゲームを止めて、ソファーに背を預け、今日子さんの話に静かに耳を傾けていた。
「さらに「女性が妊娠をしたら身内がフォローするのも当たり前のことなんだからその点も後ろめたく思う必要はない」って快く了承してもらえたわ。そして実際、未来は大学在学中に授かったんだけどね」
最初二人を見た時、今日子さんもお若そうなのに大きいお子さんをお持ちだなと思っていたんだけど、そういう事だったのか。
おそらくお父ちゃんが亡くなったあと旦那さんと思いが通じあってお付き合いを始めて、そして学生結婚をして23、4才で未来君を出産したという流れなんだろうな。
「だから、きちんと筋を通してさえいれば、おじ様達だって祝福してくれた筈よ。だけど碧君は順番を間違えてしまっただけじゃなく、その後も最悪の対応をしてしまった。おじ様やおば様に瑠璃さんの妊娠を気付かれて、ろくに話し合いをしないまま、いきなり家出なんかしてしまうんだもの。実の息子の碧君がきちんとケジメをつけなくちゃいけなかったのに」
いつの間にか未来君はゲームを止めて、ソファーに背を預け、今日子さんの話に静かに耳を傾けていた。