××倶楽部
か、体の準備ですかぁ???
「あ、その手錠とりましょう。よく似合ってますけど、邪魔でしょう?」
社長が小さな鍵を差し込むと、手が自由になる。
「自分で触ったことくらいありますよね?」
でた。キラキラキラリーンと音がしそうな程の笑顔。その素敵すぎる笑顔とは裏腹な鬼畜な発言に、私はもう普通じゃいられない。
鳥肌がたつ。
「触ってみてください……ここ」
「やらなきゃダメですか?」
涙目で訴えてみても、社長は、ダメです。と言っただけだ。
普段から意外と頑固なところがあるから、ダメと言ったらダメなんだろう。
諦めて、指をさされた部分に手を伸ばす。
「そんな触り方で本当に気持ちいいですか? 気持ちよくないでしょう? 気持ち良くならなければ準備できませんよ」
ううっ、酷い…………社長が酷いのに、ゾワゾワと鳥肌がたつ私自身は、もっと酷い。
「社長に触ってもらいたい…………そのほうが気持ち良いんです……体の準備は社長にお任せしちゃだめですか?」