死神が恋をした。
ソファ、鏡、机、食糧庫・・・
これだけあれば、大丈夫ね。
確認を終えた時だった。
ppppppp!
あたしの胸にあるペンダントが鳴った。
「・・・はい」
ちなみにこのペンダントは死神通信。
今はたぶんレオナ様とつながってるのかな。
するとペンダントから老女の声。
『コイチ、部屋は大丈夫だったかい?
穴の真下にベッドを持ってくればよかったね。』
レオナ様の笑い交じりの声。
何よ、見てたのかよ。
魔女ババァが・・・。