財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
「名前の通り盗難品とかオークションするとこだよん。ぼくの叔父さんが行ってたんだよん。盗まれたものを取り返すためだよん。」


「そこにかけられていたんだ。アンティークドール真目姉妹という名で。」


優はパソコンをカチャカチャとやると


「左右の目の色が違い、身長163センチと146センチ、体重32キロと25キロで生きた人間のように温もりがあり、人形とは思えない肌をしているんだ。」


「そして姉はアンティーク、妹はドールという名前だったんだよん。」


「えっ?ちょっと待って。人形なんだから関係ないでしょ。」


「関係あるんだよ。」


優はまたパソコンをカチャカチャとやると、画面に1枚の写真を映しだした。


それは、水月と美利亜にそっくりだった。


「えっ?ちょっと待って。嘘でしょ?美利亜たちが人形だなんて。」


「違う。逆だ。人形と偽って出展されてたんだ。」


「実際、この人形息してたんだよん。」


「借金のかたにでも売られたんじゃねぇの?」


龍は腕組みをしながら言った。


「いや、違うと思うんだよん。落札した人が出展者にお金を払ったら、逃げられたんだよん。ドールごといなくなってたんだよん。」
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