この声が枯れるまで
幼稚園のころから俺が幼稚園から帰ってくる度に俺の家からギターの音が聞こえてくるんだ。

その頃、兄ちゃんは小学生でギターを始めたばかりだった。最初はコードも全く分からず、苦戦していたようだった。


俺の部屋は兄ちゃんの部屋の隣だったから小学生に俺が入学してからもずっと兄ちゃんのギターの音が毎日のように聞こえてきた。

だから俺は兄ちゃんにまだ一度も聞かされてない曲を、毎日兄ちゃんが繰り返し練習していたから耳に入ってしまって覚えてしまっていた


小学中学年の時俺とは気が合わない先生がいた。俺の事を先生は嫌っているのはわからないけど通信簿はいつも嘘のように悪かったし、俺と話している時だけ顔色をかえる。めんどくさそうな……そんな顔をする先生がいた


< 42 / 59 >

この作品をシェア

pagetop