無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
「・・・え」


「愛奈が誕生日を迎えるたびに、

嫌な事を思い出すくらいなら、

こうやって綺麗な思い出に変えれば、

辛くならないだろう?」


・・・

そんな事を考えてくれてたんだ。


「両家の両親も、

オレの提案に、快く承諾してくれたし、

後は、愛奈の気持ち次第なんだけど」



「・・・」


私は黙ったまま俊を見つめた。


「他の男なんか目に入らないくらい、

愛奈を幸せにする・・・

心から愛奈を愛してる・・・

オレと結婚してくれますか?」


・・・

私の待っていた言葉。

大事なプロポーズ・・・
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