【完】俺だけを愛して溺れろ。



あたしの米噛みがピクピクと動く。



『……』



ふ・ざ・け・る・な・よ?



『中島さん。帰宅して、テスト勉強をした方がよろしいのでは?』



「俺、勉強しなくても頭良いから、何も心配いらないよ?」



嫌味か。



「そうだ!一つ素晴らしい提案があるんだけどさ」



『断じて拒否する』



あたしは中島の提案を間髪入れずに拒絶する。


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