【完】俺だけを愛して溺れろ。
* * *
店内の雰囲気を暖めるエジソン電球。
和、そして木の空間。
のんびりとした時の流れる店で、心安らかにしてくれる。
『ここのイタリアンレストラン、気に入った!』
「俺に感謝しろよ?」
満足そうに目を細める洸太。
いや、本当に心底感謝してる。
このパルミジャーノチーズのリゾット、今まで食べてきたものと比べものにならないくらい美味しい。
多分、パルミジャーノをふんだんに使っていると思う。
とっても香ばしい香りがする。