【完】俺だけを愛して溺れろ。



『そ、そうなの。今度豚の角煮を奢ってもらうかわりに、日曜日洸太に付き合うんだぁー』



「その話、詳しく聞きたいなぁ」



『……』



あれれれれー?



一瞬にして、鳥肌がたったぞ?



おかしいなぁー。



今、凪は口を動かしていないどころか、にんまりとしているんだけど。



それに、声が頭上から聞こえるわけがない。



これは、もしかしてのもしかしてで、凪にはめられた!?



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