社長!好きです!
「まだ、引っ越しの車来てないんで荷物入れる前に
取り合えず久利生さんの部屋を見ときますか?
どこに何を置くとか指示してもらったら俺たちで運びますから。」
いや・・・いい
やっぱ私・・・ムリ
って言いたい。。。
最初に通された部屋は
テーブルとイスが置いてあるすごく広い部屋だった。
「やあ、久利生さんいらっしゃい。」
そして芽室さんがいた。
休日だからかいつもと違うラフな姿で
そこの丸椅子に座って新聞を読んでいた。
「ここが食堂です。
朝と夜はみんなここで食べます。」
能成くんが説明し出した。
そう言えば社員寮は食事付って話だったっけ・・・
「久利生さん、料理得意だそうですけど
一応食事は出るんで・・・
あ、でも、日曜日の昼とか
久利生さんの手料理食べれたら嬉しいな~。」
能成くんがそんな勝手なこと言ってたら
芽室さんが新聞をたたみ立ち上がって
パシッと能成くんの頭をたたいて
「バ~カ、能成、
せっかくの日曜日の昼に久利生さんが迷惑だろ!
お前が作ってやれよ。」
と笑って言った。
はい、迷惑です。
ってゆ~か
最初っから作る気さらさらありません。
ってゆ~か
作れませんからっ!
料理が得意・・・なんて嘘ですから・・・