社長!好きです!
「和ちゃんどうしたの?」


パソコンの画面から視線を上げると


そこに

「由!」

がいた。


いつからいたんだろう?


「随分と集中してたね。」

「そう?」


時計を確認する。


あと5分で3時だ。



「うん、さっきからウロウロしてたんだけど全然気付かないから声も掛け難くてさ・・。


それ、終わった?」


由は、机をまわり私の横に来て隣の机に腰掛けた。


「うん、あと印刷するだけ。」


チラッと机に座る由を見て


文句を言っても聞かないだろう

と思って


机から降りなさいと言うはやめた。



プリンターが動き出す。


立ち上がりプリンターの方に向かった私の背中に向かって


由が

「和ちゃん、頑張ってるね。」

と言った。



へ?



思わず由の方を振り返り


急にそんなこと言うから


思わず目をパチクリ


だって、誰も言ってくれないよ。




そんなこと・・・


『頑張ってるね』なんて言われると・・・


調子狂っちゃう・・・



そう・・・調子が狂った。




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