社長!好きです!
「いや、特にない。」

社長はぶっきらぼうにそう言って


「これから、人と会う約束があるから

君はさっきの続きでもしてたらいい。」




一瞬ベットの下に視線を動かし


あとは

私が何か言うよりも早く


さっと部屋を出て行ってしまった。



社長

「このまま帰ってこないの?」

そんなこと

聞けるはずもなく


ただ

一人呟いて



大理石の床

大きなベット

その他の高級そうな家具を見つめ


ここから社長が去ってしまったら・・・


と思うと


「さみしい?

まさか!?

せいせいする!」


強がって言ってみたところで

自分の気持ちに気付かなかったときならともかく・・・


でも

「行かないで・・・」

なんて素直に言える訳も無く



ずっとこの生活が


社長が傍にいる生活が続くはずはなかったのだし・・・と




そう思うしかなかった。




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