社長!好きです!
ウットリするほど甘~い時間


「やっぱり、プライベートジェット便利だな。」

社長が満足そうにそう言った。


はい?

『プライベートジェット』って・・・?



急に

キョトン!としてる私に社長が不思議そうに


「どうした?」

と聞いて来たけど


「社長・・今、・・・
あの・・
この飛行機って・・・」


そう言えば他にお客がいない。


「今さら気づくか?」


「だ・・だって

まさか・・・思わないですよ。」


いや・・普通は・・・

「普通は、乗る前に気づくだろ?」


だよね?


「なんか・・お客の少ない飛行機だなぁ・・と」


これで、採算合うのかなぁ・・とか

それぐらいにしか思ってなかった私。


そんなおバカ発言に社長は

「ったく・・和、君って人は・・」



呆れるかと思えば


「アッハッハ!」



大爆笑で・・・



「それでこそ君だよ。」


う~ん・・・

社長は、喜んでる。


けど・・・



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