☆ソラ☆
部活が始まる前、遼が俺に言ってきたことを…。



「菜緒のこと、どう思っている?」

遼は俺の目を真剣に見ていた。
俺はその目に耐えられなくて、目を逸らすと、べつに。と言った。

「ふぅ~ん…。じゃぁ、あの七森ってヤツのこと好きなのか??」

「違う。」

俺がそう答えると、遼は1歩俺に近づいた。

「俺は菜緒のこと好きだから。小学校の頃からずっと好きだ。」

遼は真剣に言ってきた。

「大輔から連と菜緒が付き合っていたって聞いた。それで、菜緒にも連のことまだ好きかって聞いたら…」

「遼、俺と菜緒はもう終わったんだ。部活、始まるから…もう行くな。」

俺は遼の言葉を遮り、最後まで聞かなかった。
いや、聞けなかった。
聞くことができなかった。


部活中も頭からそのことが離れなくて、今日の部活は中村先生に怒られっぱなしだった。
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