文目剣術部【弐】

「そうみたいだね」と隣で蔭平が頷いた

「君達何か用かな?」

高校の入口あたりにいた秋桐高校の職員が話しかけてきた

「あの!この高校の薊兵馬って人に会いに…」

蔭平が職員の人に説明をし始めた

「詠さん…」と華宮が後ろから詠の制服を引っ張った

「どうかしたか?」と詠は振り向いて華宮を見た

「喧嘩だけはしないで下さいね私達はあくまで「話しをしにきただけ」

「だろ?大丈夫だよ」と詠は笑みを見せた

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