文目剣術部【弐】

「何か俺に用があるんだって?」

と薊が剣道場の方から歩いてきて3人の前に現れた

「あんたが薊か?何だよもっとごつい奴かと思ったらそうでもなかったのな」

詠が「あはは」と笑った

「あぁ、実はね」と薊も笑みを見せた

影のような炎のような黒っぽいものが2人の間に現れ始めたのに蔭平は気づいた

「…で?マジ何の用な訳?」

「丁嵐の事で話しがあって来た」

詠は薊を見た

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