子犬なヤンキー君と私!?


そう、スヤスヤと寝ていたのは、
あのすごい迫力の男の子だった。




「……ぅわあ!」


ありゃりゃ、思わず声に出してしまった。

起きたらどーするのよ、私!
いつも声に出しすぎよ!


なんて、自分の頬をつねって
お仕置きしながら、お洒落な男を
マジマジと見つめた。


うーん、こう見たら……
すんごく美形だなぁ…。
これで笑ったら、可愛いんだろ~なぁ
まつ毛長いし、少し焼けた肌に
明るい茶の髪色がすごく似合ってる。



うん、すごいお洒落さんだ!


「フフッ」

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