SEVEN
「あたしも最初驚いたぉ。あ、あたしは加賀見伊代-カガミイヨ-。よろしくぅ。」
「よろしく!すごいクラスだね。でも生きれるし、まあいっか。」
「…伊代、梓の対応力すごいと思う…。」
頭上に疑問符を浮かべながら見つめる。
「あたしあんま女子に好かれないんだけど、梓とならやってけそぅ。」
「本当に!?嬉しいな!」
友達できるか心配だったけど、早速出来ちゃった!!
幸先良いかも!
「みぃんな初対面なのに、人少ないから仲良くて初日からうるさ~い。」
「…おい…」
「あ、別に嫌な意味ぢゃないから…」
コノヤロー…
「待っ」
「私も混ぜてよ!なにしてんの!?」
めっちゃ楽しそうなことしてんじゃねーかー!!
「そーゆー系…?」
「お前!えと…園埼あんこ?」
「園木梓だってば、茶髪。」
「茶髪じゃねーよ。俺は城田大-シロタヒロ-、よろしくな!」
「うん。よろしく!」
ヒョコっと城田の後ろをのぞくと、携帯型ゲームが置いてあった。
「何そのゲーム。」
「バッ!おまっ!!知らねぇの!?今流行りのPGO-ポケットゲ-ムオンライン-!」
「「ソフトは格闘~無人島サバイバル~!!」」
見事にハモった。