世界が逆転した日
「好き、だよ...!学会とかそんなの関係ない。
友達じゃなくて、恋人でいたい!

それ以外の答えなんて必要ないよ。
俺の答えは最初から決まってる。」


そうして、俺は明宏の手を取って、普通に生きることを放棄した。

明宏の恋人でいれないことが普通だと言うのなら、そんなのいらない。








これが間違った選択だとしても、俺は絶対に後悔したりしない。

俺が、自分自身で選んだ選択だから。

どれだけ辛いことがあっても、失敗したとしても。
俺が生きてきた愛すべき人生なんだから。

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