【完】愛の価値
第3章
あれから私たちは家に戻り咲良ちゃんに話した。
「えぇー?そうなの?私も伊月のことが好きだったんだよ?」
「お前は俺の最高の幼さななじみだよ。」
「まっ!私も新しい恋を探すわ。」
「彼氏の写真送れよ。」
「はいはい!!わかりましたよーだ。あ!」
「ん?」
「架恋…じゃなくて美途!別れたら私が伊月をもらうからね?」
「それはないから心配するな。」
「ふふっ!!じゃぁ私は日本に用無しだからまたアメリカに戻るわ。」
「は?いつ。」
「あなたたちが起きた頃にはもういないわ。」
「気を付けろよ。」
「はいはい、またね!伊月と美途!」