電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②
「分かった」
健太はすぐさまに3階の理科室を目指した。

「さてと、俺ももう一仕事するか」
颯太は学校の裏口付近にいた。
そして、新規作成というウィンドウのボタンを指で選択し、ハッキングというプログラムを起動した。
「さてと、悪いが智美という邪魔者がいない今がチャンスだ!……何!?電界は梅林町には無いのか?まずいな。仕方がない、少し強引だが、やってみるしかないか」
颯太は坂村美紀の電界サーバーにハッキング(不正に侵入すること。この場合無断で人のサーバーにアクセスしていることになるため不正になる。)し始めた。
そして、キーボードと1秒10回押すかのように猛スピードで打っていく。そして、Miki-Sakamura(坂村美紀)のサーバーから妖怪ペットの項目のサーバーにアクセスする。
「あった、これだ。」
そこには、「ghost pet(妖怪ペット) Name:Denta(名前は:“デンタ”)」と表記されていたサーバーが。
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