オトナのキュンラブss†渇望~体から始まる恋
上野ちゃんが松本くんといる時にいつも私を誘ってくれていたのは、そういうわけだったの?
呆然とする私を、松本くんはギュッと強く抱きしめなおす。
「俺と付き合ってください。
もう南さんが水分不足にならないくらい、たっぷり愛情を注ぎますから」
「っ、う、」
堪え切れなくなった涙が、再び溢れ出して頬を伝う。
「今度は水分過多になっちゃったんじゃありませんか?」
松本くんが後ろから私の顔を覗き込んで、私の涙を下から上と舐めあげた。
「これからはいくらだって南さんの欲しいだけ---
俺が溢れるほどに注いであげますから」
---不思議。
もう水が恋しいとは思わない。
私がそう言うと松本くんは
「きっと、南さん自身が気が付かないうちから、体が求めていたんですよ。
南さんを満たしてくれるものを---」
と言って、私の唇を甘く噛んだ。
そうなのかもしれない。
きっと---
私が朝からプールで泳ぐことも、もうなくなるのだろう。
「あっ!---忘れてた!」
私は松本くんの胸を押しやる。
「…なんですか?」
「松本くん、資料は?急ぎじゃなかったの?」
「そんなの、口実に決まってるじゃないですか…
南さんなら、きっと探すの付き合ってくれると思ったから」
ニヤリと笑った後、松本くんは私の胸にキスを落とした。
「ちなみに内側から鍵を掛けておいたので、ここへは誰も入って来れませんよ。
だからもう一度、安心して俺に抱かれてください」
たっぷりと水分を含んで柔らかくなった体を重ねながら…
私は松本くんに溺れていった…---
