あたしの胸は小さいけれど【完】
大きな声で一気に喋り続けたあたしの口が止まる。



気付けば、息が切れて、肩で息をしていた。



目の前の拓斗は、目を見開いたまま驚いた顔をして・・・



その顔を見て、一気に冷静になったあたしは、周りの人達の刺さるほどの視線と、クスクス笑う声にやっと気が付いた。


あたしの大声のせいで、
あたし達の周りは、野次馬化した人達でいっぱいになっていた。


あたしは、自分が口にした言葉を思い返し、その恥ずかしさから一気に顔が茹で上がった。




「あ・・・あたし・・・」


「・・・紗希?」


「ご、ごめんなさいっ!」


「紗希!」




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