あたしの胸は小さいけれど【完】
───・・・



拓斗とあたしは手を繋いで、真っ白の砂浜を歩く。


その横顔を見上げるあたし。

それに気付いて振り向いた拓斗と笑い合う。



あたしが拓斗にキスした後、野次馬のみなさんから拍手が巻き起こった。




口笛を「ヒュ───!」と吹く人達

万歳三唱をする人達

「良かった!良かった!」と拍手する人達




そしてどこからか聞こえて来た、

「いいぞぉ!バカップル───!!」





そう言われて、嬉しくて照れたあたし達は本物の”バカ”かもしれないけれど、

周りに”バカ”って思われるほど、お互いしか見えてないあたし達っていうのも悪くない。




うん!それってすごくいいと思う。

すごく幸せだと思う。





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