親友ときどき上司~熱風注意報~


 ゾクゾクと背中を這い昇る感覚に、体が熱くなる。

 キスでこんなにも感じた事のない瑞希は、それを与えているのが荘司だという事に、混乱しそうだった。

 執拗に口腔内を犯す舌に、まるで全身を舐め回されているような快感を覚え、瑞希は自分がどうなってしまったのか分からない。


「んんっ…はぁ…あっ、あ…」

 助けを求めるように瞳を開けた瑞希は、ブロンドの髪の間から覗く琥珀色の瞳に見つめられた。

 視線が絡まった瞬間、瑞希の下腹部に甘い快感が波打つ。

 いつから自分を見ていたんだろう。

 吸い上げられ舐め回され、恥ずかしい声を漏らす自分の姿を見られている。

 羞恥に涙を浮かべた瑞希を、荘司の瞳は優しく見つめ返す。

 愛おしげに見つめる瞳に後押しされ、瑞希は両腕を荘司の首に回した。


 濃厚なキスと甘い視線を絡ませる瞳が、

良くできました。

と、誉めてくれた。

 
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