最愛〜最高の涙を君と…〜
片付けは3人でやったからか
あっという間に終わった。
「じゃ、麗ちゃん。お疲れさん」
んーなにもしてないから
ちょっと複雑だけど…
「お疲れ様です。明日からバリバリ働きますね」
「頼もしいな~じゃ、颯送ってやれよ」
「もしかして俺これから毎日送ってあげなきゃいけないわけ?」
颯は青ざめた顔をしながら
タメ息をついている。
「あ、別に大丈夫だから。あんたと帰るくらいなら一人で帰った方が安全」
うん。正論。
「………はははっ!」
えっ?
いきなりネジが吹っ飛んだかのように
笑い出した大輝さん。