最愛〜最高の涙を君と…〜






「麗っ!今日も一ノ瀬先輩のとこ?」

「うんっ、バイトがあるから少しだけだけどね」




夏帆に返事をして
急いで帰る支度をした。




バイトは17時から。
颯のところに1時間も
居られないじゃん。




あたしは毎日
学校、病院、バイト
という生活を繰り返している。


さすがに病院は毎日とはいかないけど…










颯はまだ、眠ったまま。





だけど、あたしは信じている。
必ず颯は目を覚ますと。







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