メガネ王子
あたしと夏月はダッシュで悠蘭を追いかけた。
「はようござまーす」
先生に挨拶になっていない挨拶をし、靴箱で夏月達と別れた。
「じゃあね、2人とも」
手を振り、違う方向へ行こうとしたのに、
「待って優来!2人で居たらカレカノみたいじゃん!」
と夏月は叫んだ。
いちいちめんどくさいなぁ、と思いつつ、分かりましたよ〜と膨れて見せた。
「あたしがB組まで一緒に行きゃあ良いんでしょ?」
といった瞬間、夏月の目が輝くのがわかった。
