クロス×ラブ
この子はとても暖かくて、優しい。

沢口は、この子なら自分の身体を預けられると思った。

「108日か…、最初は長いと思ったけど、あなたならいいかな…」

「沢口さん…」

「たぶん、色々うまくいかない事あるかもだけれど、二人で相談して頑張って、108日乗り切ろう」

「沢口さん…、うん、よろしくお願いします」

沢口には一つ気掛かりに思っている事があった。

それは…。

「ねえ、亜由美って呼んでいいかな?」

その問いかけに山谷から笑みがこぼれる。

「うん、それじゃ、私も美月ちゃんって呼んでいいかな?…」

すると沢口が一瞬難しそうな顔になる。

「なに言ってるの!、良いに決まってるじゃん…」

「良かった…」

「それじゃ、亜由美、よろしくね!」

「うん、美月ちゃん、こちらこそ、よろしくお願いします」

二人はこれからの共同生活を前に力強く握手をした。

二人の入れ替わり。残り107日

この日は二人が友達になる記念日になった
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