tearless【連載中】
玄関の前に立ち、震える指先で再びインターホンを鳴らすと、“開いてるから入って”そんな声に、私はそっと玄関を開ける。
「お邪魔します…」
口から飛び出そうな程高鳴る心臓と震える声。
重くなる足は、なかなか前に進まなくて。
それでも、鮮明に思い出される記憶に潰されそうになりながら一歩一歩進んだ。
ーガチャッ。
ゆっくりドアを開ければ、ソファーに座る裕樹が煙草を加えこっちを見ていたから。
一気に呼吸が荒くなる私。
『座れば?』
そんな私を他所に、2ヶ月振りに見る裕樹は相変わらずで。
この部屋も、態度も、冷たい雰囲気も、あの時と変わらなかった。
「大丈夫、すぐ帰るから…」
「お邪魔します…」
口から飛び出そうな程高鳴る心臓と震える声。
重くなる足は、なかなか前に進まなくて。
それでも、鮮明に思い出される記憶に潰されそうになりながら一歩一歩進んだ。
ーガチャッ。
ゆっくりドアを開ければ、ソファーに座る裕樹が煙草を加えこっちを見ていたから。
一気に呼吸が荒くなる私。
『座れば?』
そんな私を他所に、2ヶ月振りに見る裕樹は相変わらずで。
この部屋も、態度も、冷たい雰囲気も、あの時と変わらなかった。
「大丈夫、すぐ帰るから…」