狼君逹のお姫様【完】

初めての夜…?

「はぁ…やっぱりまだ嫌だな柚衣ちゃんが総長のだなんて…。」


廉兔は大きい溜め息を吐き落ち込んでいた。


「で、でも私…みんなの事好きだよ!?冴は恋愛対象だけど…廉兔や洩や南乙や陳は大切な私の友達だし♪中間だもんっ!!」


私はニコッと笑顔でみんなに言った。


「仕方ないねぇ…諦めますわ!!ありがとう♪柚衣ちゃん!俺も好きやで♪」


廉兔は同じようにニコッと笑顔で言った。


「柚衣さんにそこまで言うなら僕も諦めます、ありがとうございます♪柚衣さん♪僕も大好きですから♪」


洩も廉兔と同じようにニコッと笑顔で言った。


「僕はとっくに諦めてたよ…けど…柚衣ちゃんにそう言って貰えてすっごく嬉しい!!ありがとうね♪柚衣ちゃん♪」



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