狼君逹のお姫様【完】
「冴達は学校行かないの?、8時15分だよ?」


学校は8時45分からだけど…。


「さぼ…「総長…柚衣ちゃん1人を男子校に行かせるのは危険だよ?みんな一緒に行ってる方が良いんじゃない?」


冴が言おうとした所を廉兔が遮り冴と話していた。


何話してるのかな?
聞こえないし…。


「そうだな…。」


と冴が言った。


「確かに危険ですね…。」


と洩が言った。


「だねぇ!」


と南乙が言った。


「だな」


と陳が言った。
みんなは立ち上がり私の方へ来た。


「俺達も一緒に行くよ♪」


ニコッと笑って言った廉兔。


「う、うん!でも私校長室に行かないと…行けないんだけど…。」


先に行っといて貰うとか…?


「なら待ってるよ♪」


と言う廉兔、迷惑でしょ!!


「い、良いよ!?先に行っといても!」


「駄目!、待ってるからね♪」


と廉兔は言った。


「嬉しいけど…遅刻しちゃうかもだし…。」


早く済むか解んないし…。



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