狼君逹のお姫様【完】
「別に良いよ♪」


「わ、わかった!」


優しいな♪
私嬉しいよ!
それから私達は校長室に向かった。


「思ってるより校長室ってけっこう近いんだね♪んじゃ行ってくるね♪」


私はみんなに手を振りながら入って行く。


「君が吉河 柚衣さんだね?」


校長は30ぐらいの男の人だった。


「はい、昨日はすみませんでした…風邪を引いてしまって…。」


これで解ってくれるかな?
私は校長に頭を下げて言った。


「いいよ!、風邪なら仕方ないからね♪」


優しい校長だなぁ~☆


「あ、ありがとうございます♪」


「俺は多可 閏《タカ ジュン》、後君のクラスは1年 S組だよ!S組は容姿端麗、頭脳明細、スポーツ万能の子達が集まっているクラスがS組だ!」


凄いな♪


「解りました♪、あのぉ…担任の先生は?」


「今呼ぶね♪」


ピーンポーンパーンポーン…『多可先生10秒以内に校長室に来て下さいじゃないと給料減らしますよ♪』


優しいけど…でも校長ってちょっと怖いな…。



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