狼君逹のお姫様【完】
「けどよ…解った…頼むな…。」
冴は廉兔達にそう言って私の方へ走って来て私をギュッと優しく包む様に抱き締めてくれた。
「え…?冴…?」
「ごめん…俺のせいでこんな怪我を…ほんとにごめん…。」
どうして謝るの?
冴が悪いんじゃ無いのに…。
「冴のせいじゃ無いよ…ありがとう助けに来てくれて…私、嬉しかったよ…!怖かったけど…。」
「そんな事…ねぇ…俺がもっと早く来てれば…ほんとにごめん…。」
だから何で謝るの!!
「言ってんじゃん!!、冴のせいじゃ無いって♪だから心配しないで♪私は大丈夫だから!」
お願いだから…悲しまないで…私まで悲しくなるから…。
「あ…ありが…とう…柚衣…。」
良かった…冴が来てくれて…。
「てか早く紐取って…痛い…。」
キツく結ばれてるから痛い…。
「わ、悪い…気付かなくて…今ほどくよ…。」
冴は廉兔達にそう言って私の方へ走って来て私をギュッと優しく包む様に抱き締めてくれた。
「え…?冴…?」
「ごめん…俺のせいでこんな怪我を…ほんとにごめん…。」
どうして謝るの?
冴が悪いんじゃ無いのに…。
「冴のせいじゃ無いよ…ありがとう助けに来てくれて…私、嬉しかったよ…!怖かったけど…。」
「そんな事…ねぇ…俺がもっと早く来てれば…ほんとにごめん…。」
だから何で謝るの!!
「言ってんじゃん!!、冴のせいじゃ無いって♪だから心配しないで♪私は大丈夫だから!」
お願いだから…悲しまないで…私まで悲しくなるから…。
「あ…ありが…とう…柚衣…。」
良かった…冴が来てくれて…。
「てか早く紐取って…痛い…。」
キツく結ばれてるから痛い…。
「わ、悪い…気付かなくて…今ほどくよ…。」