恋愛温度(番外編も完結しました)
どうして人間の子供はあんなに無力なんだろう
まず自分がどこにいるのかわからなかった。
それに必死に走っているはずなのに
あっという間に追いつかれた。
「いやだいやだ!」
女の手から逃れて道路に飛び出した。
走ってくる白い車は、俺の目の前に迫って来て。
瞬間
俺は道路脇の側溝に転がり落ちた。
ゴロゴロと転がり
ガッっとオデコを何かに打ち付けた。
目の前に赤が広がり…
それからのことは何も覚えていない。