幕末ﾄﾘｯﾌﾟｶﾞｰﾙ～陰陽少女と新撰組～

第弐章 タイムスリップ

弐 タイムスリップ

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「……ふぅ」



光が止む。



小野寺はそっと式神をしまった。





「おま……え…？」


男は呆然と小野寺を見つめる。





「………ふっ」
小野寺は、


笑った。




「…………ッ」
「………………!」
それは。




観衆もを魅了してしまう美しさで。




小野寺は絹のように美しい黒髪を揺らした。





「………さて」



黙ってしまった男＆観衆を差し置き、小野寺は少し考える。




「どうしようか…」