幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
小野寺は見たことのないセカイをまじまじと見つめた。





「そもそもこれはなんなんだ…」


いきなり切りかかられるわ、なんか変な目で見られるわ。





仮説を立ててみた。




①そもそも夢


②お父様かお兄様の手の込んだいたづら


③何かのドッキリ










「……江戸時代へ、タイムスリップ……?」


いやいや。


「有り得ないだろう有り得ない!」


1人で手をぶんぶんと横に振り、その「有り得ない」仮説を振り払う。





「真面目に考えよう」


大真面目に考えておいて、小野寺は呟く。







うーむ。


「②や③は……そんな手の込んだことのできる暇な人間はこの世にいないか」




…だとすると………



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