幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
蓮宮は表情を変えない。

「ずいぶん馴染んでるみたいだし。良かったよ」


「ていうか来愛くん」

美人局が軽く右手を挙げた。


「普通に考えたら、小野寺姫をあちらに送る前にその言付けを伝えたら良かったんじゃない?何でそんな面倒なことになっちゃったの」


「いや…僕もそのつもりだったんだけどね」

頭を掻く。



「四家側のミスで、予定より早く送っちゃったんだよ」


「もぉっ。めると、せっかく計画立てたのに!」

頬を膨らませるめると。



「…まぁまぁ、めると。予定通り行かないから面白いんじゃないか」




蓮宮は、空を見上げた。












「ニンゲンは……ね」






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