幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
第拾捌章 きみがすき
拾捌 きみがすき

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「ってか土方さん、すごかったなあ…あははははっ」


「……………」


「小野寺ちゃん見たときの反応の早さ!」


「……………」


「小野寺ちゃんにベタ惚れだよなぁ、土方さんは!」


「………………みんな、この辺にしておいてやれ」




近藤が困ったように言った。






「…………歳がキレるぞ」








場所は新撰組屯所。


禁門の変を無事おさめ、隊士たちは酒を呑んでいた。



「だって近藤さん!マジで凄かったんスよ!?」

永倉は完全に酒が回っている。


「小野寺ちゃんを見た途端、そろはそれはもう全速力で…」


「何か言ったか?永倉」



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