幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
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ガラリ…







その日の晩、土方の部屋の襖が開いた。



「あ?誰だよ、こんな時間に」

眉間に皺を寄せる土方。

「はいはい、どーぞ」


仕事をする手を一旦休め、振り返った。











「………………小野寺?」


その視線の先に居たのは、小野寺だった。

しかし、様子がおかしい。
にこりとも笑わずに、彼女は土方の部屋へ足を踏み入れた。



「どうしたんだ。こんな時間に」


少し慎重になって土方は小野寺の顔を覗き込んだ。





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