幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「今、悠(ユウ)は関西にいるんだ」
「兄様が?」


一つ年上の兄の名前を言うと、なんだかとても懐かしい感じがした。


「今からあの子を呼ぶから、姫は家に入っていなさい。悠が来たら、紫蓮院邸へ行こう」





――待っててくれ、みんな。




必ずみんなや未来を救う手掛かりを探すから。






「この閉鎖された空間の日本で何が起きているのか、すべて話すよ」
父が笑った。






さぁ、最終ステージの始まりだ。















過去と未来が繋がるとき、


待っているのは嘘か真か。








物語の終わりはすぐそこ。














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