幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「……じゃあ、入るぞ」
二人は扉の前へ立った。
この先に、新政府軍の上層部がいる。
「小野寺」
土方は小野寺を見る。
これまで色々なことがあった。
文久三年
貴方と出会って、
文久四年
共に過ごして、
気持ちが通じ合って、
慶応四年
再び出会って、
同じ目標を持った。
「小野寺」
土方は笑いかける。
それは、優しい笑顔。
「幸せになろうな」
………へ?
「何それ、どういう…」
「西洋の言葉で言う『プロポーズ』」
そう言って、真っ赤になる小野寺の頭をくしゃりと撫でる。
「………おまっ」
「さあ、行くぞ」
土方は、扉をゆっくりと開いた。
――――――
―――
―
そこには、小野寺にとって忘れられない男がいた。
「ハロー。小野寺姫」
青蓮院碧はにやりと笑った。
二人は扉の前へ立った。
この先に、新政府軍の上層部がいる。
「小野寺」
土方は小野寺を見る。
これまで色々なことがあった。
文久三年
貴方と出会って、
文久四年
共に過ごして、
気持ちが通じ合って、
慶応四年
再び出会って、
同じ目標を持った。
「小野寺」
土方は笑いかける。
それは、優しい笑顔。
「幸せになろうな」
………へ?
「何それ、どういう…」
「西洋の言葉で言う『プロポーズ』」
そう言って、真っ赤になる小野寺の頭をくしゃりと撫でる。
「………おまっ」
「さあ、行くぞ」
土方は、扉をゆっくりと開いた。
――――――
―――
―
そこには、小野寺にとって忘れられない男がいた。
「ハロー。小野寺姫」
青蓮院碧はにやりと笑った。