幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
小野寺は、空を見上げた。
それは雲一つない快晴で。


「紫苑、撫子」




姫は、子供たちを抱き寄せた。














「愛してるよ」



光に包まれる。















次目を開いたとき、そこに紫苑と撫子と悠の姿はなかった。





「……………元気でね」


薄く、笑う。












―――すると。








「姫ちゃん!!!」

明るい声が響いた。




「…………みんな…?」




そこには、大好きなみんながいて。







< 675 / 693 >

この作品をシェア

pagetop